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OUR PROJECT大丸有スマートシティビジョン

大丸有スマートシティビジョン概要

大丸有地区スマートシティ推進コンソーシアムでは、2019年度に策定したスマートビジョンをベースに、引き続き多様な事業者と提携し、エコシステム型で新技術を活用した実証実験を進め、検証結果をスマートシティ化に役立てていきます。また、各地のエリアマネジメント団体との連携を通じて、日本全体のスマートシティの進展に寄与していきます。

既存の都市機能のアップデートと都市空間のリ・デザインを実現

既存の都市機能のアップデートと
都市空間のリ・デザインを実現

大丸有スマートシティビジョンでは、当地区の「まちづくりガイドライン」に示された『まちづくりの目標像』を実現するための、「ビジョンオリエンテッド」によるスマートシティ化を明言しております。

スマートシティをまちづくりの目標を達成するための手段として捉え、新技術や都市のデータを活用することで、既存の都市機能のアップデートと都市空間のリ・デザインを実現していきます。

「エリアマネジメントのデジタルトランスフォーメーション(DX)モデル」を構築

「エリアマネジメントのデジタル
トランスフォーメーション(DX)モデル」
を構築

大丸有のスマートシティでは、デジタルとリアルの都市を高度に融合させ、都市のリアルタイムデータを収集することで、データに基づいた意思決定を行う「エリアマネジメントのデジタルトランスフォーメーション(DX)モデル」を構築していきます。

また、都市の状況をリアルタイムに可視化・分析・シミュレーション等をすることが可能になり、まちの「創造性・快適性・効率性」が飛躍的に向上し、その価値が増大していきます。

都市のデータを活用するための基盤を構築

都市のデータを活用するための
基盤を構築

大丸有スマートシティを実現するため、都市のデータを活用するための基盤として「大丸有版都市OS」、「都市の2D/3Dモデル」都市のデータを可視化する「ダッシュボード」、都市のリ・デザイン等を検討する「シミュレーター」等を構築していきます。さらに蓄積した都市データを新たなサービス創出につなげるデータの司書機能「データライブラリ」の実装を進めていきます。

実験やシミュレーションを通じて検証し、取り組みを推進

実験やシミュレーションを通じて
検証し、取り組みを推進

実装される新技術に対応した便利で快適なまちを実現するため、収集したデータをもとにしたシミュレーション等を行い、都市空間のリ・デザインを検討していきます。具体的なリ・デザイン像を示し、都市空間の将来像仮説を共通認識とした上で、実験やシミュレーションを通じて検証し、取組みを進めていきます。

〈都市空間のリ・デザイン像の一例〉
※その他のリ・デザイン像は、「大丸有スマートシティビジョン・実行計画」をご覧ください。

リ・デザイン像

REDESIGNING

「Smart&Walkable」をコンセプトとした都市のリ・デザイン像を策定し、大丸有版MaaSの将来像を示しております。大丸有エリアでは、それぞれの街路によって特性が存在するため、それぞれの街路の特性に応じた将来像を策定致しました。

ウォーカブルな街路空間のリ・デザイン像(日常)

ウォーカブルな街路空間のリ・デザイン像(日常)
ウォーカブルな空間では、歩行者やくつろぐ人々を支援し共存するモビリティ(グリーンスローモビリティ、パーソナルモビリティ等)の導入を想定しております。また、ライティング装置によるフレキシブルなゾーニング等の工夫や情報受発信装置となる多機能ポールの設置等を施す想定もしております。

ウォーカブルな街路空間のリ・デザイン像(非日常)

ウォーカブルな街路空間のリ・デザイン像(非日常)
MICE開催時において、パレット型モビリティによる機能導入でアフターMICEのイベント会場として利用することや、エリア内に点在するMICE会場間をわかりやすくつなぐグリーンスローモビリティが活躍する等の非日常時の活用も想定しております。

交通結節時のリ・デザイン像

交通結節時のリ・デザイン像
交通結節点(駅との出入口との結節点等)においては、モビリティのポートや乗降場を集積させ、シームレスに乗り換えを可能とします。また、中速モビリティの専用レーンを設けることで、域内外の迅速な移動を可能とします。

建設断面のリ・デザイン像

建設断面のリ・デザイン像
パーソナルモビリティの格納庫やタクシープールは駐車場を転用することで既存ストックを有効活用することを想定しております。また、パレット型モビリティの活用による地下階・駐車場フロアの賑わい空間への転用可能性についても想定しております。

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