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情報誌「On!」

WEB ON!43号

スポーツマインドにあふれるまち大丸有

大丸有エリアにみなぎる活気と刺激。それを生み出しているファクターのひとつが「スポーツ」です。大丸有にゆかりのあるアスリートへのインタビューを通じて、このまちのスポーツマインドに迫ります。

ピックアップパーソン・インタビュー
車いすラグビー 日本代表

三菱商事
池崎 大輔さん
今井 友明さん

可能性の大きさを伝えたい激しいコンタクトを通じて

ー最初に 「車いすラグビー」 の概要について教えてください。
池崎:1チーム4名の男女混合でラグビー、 バスケットボール、バレーボール、アイスホッケー等の要素がミックスされたスポーツです。ハ ードな競技に耐えられる専用の車いすを使用し、パスまたは膝の上にボールを置いてゴールまで運びます。当初はその激しさから「マーダーボール(殺人球技)」と呼ばれていました。また、さまざまな障がいレベルの競技者で編成されています。

ーそのような激しいスポーツを、 なぜ始めようと思われたのでしょう。
今井:ツインバスケを10年ほど続けていたなか、最初に所属したチームメイトから車いすラグビーという世界的な競技があることを教わり 「世界と戦いたい」と思ったことがきっかけです

ーあらためて、 この競技の魅力をどのように感じてらっしゃいますか?
今井:激しいコンタクトはもちろん、ボールを持っていない選手が壁になって味方をゴールへ導くといった戦略的な部分も大きな魅力です。体を使う激しさと、頭を使う難しさ。それが共存していることに醍醐味を感じます。

池崎:一人ひとりが役割をしっかりと果たさなければ勝つことができません。選手はもちろん、スタッフとの連携や絆がチームを強くする。そこに魅力を感じています。また、競技を見ていただく方にはルールとともに、障がいへ の理解を深めていただけたらと思います。重度の障がいがあってもこんなに激しいスポーツができることを知っていただきたいですし、可能性はいくらでもあるということを伝えたいですね。

ーいよいよ来年は東京2020です。お二人の抱負をお聞かせください。
今井:前回のリオデジャネイロで3位になり、喜びと同時に悔しさを味わいました。目標はもちろん世界一です!

池崎:私はリオのさらに前のロンドンでメダルを逃し、その悔しさが現在もモチベ ーションを保てている要因といっても過言ではありません。皆さんの期待を喜びに変えられるよう、全力で世界一を目指します!

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